生後間もない乳児にとって母乳は発育に必要な栄養素をすべて備えた完全栄養食品ですが、成長に伴って母乳だけではエネルギ-やたんぱく質、鉄分などの栄養素が不足するようになります。このため、5、6ヶ月ごろから離乳をはじめ、離乳食を通して食べ物を噛んで飲み込むことや食べ物の味を覚え幼児期を経て大人と同じようなものが食べられるようになります。
また、乳幼児期から学童期にかけて、好き嫌いなくいろいろな食品を食べる、3食を規則正しく食べる、よく噛んで食べる、箸を正しく使って食べる、食べ物を大切にするなどの良い習慣を身に付けていきます。
こうした、成長・発育や日常生活の変化、年齢に合わせた食事の取り方を正しく理解し、習慣付けることが、糖尿病、心臓病などの生活習慣病を予防し健康寿命の延伸につながります。
この項では、それぞれのライフステ-ジにおける食生活の基本的な事柄と、気を付けたいいくつかの項目を取り上げてあります。
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乳幼児期
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学童期
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思春期
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成人期
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高齢期
- コレステロ-ルと健康コレステロ-ルと健康 コレステロ-ルは、食べ物から摂取されるほか、主として肝臓で合成されます。コレステロ-ルは、…
- 減塩食の勧め食塩は1日に、男性7.5g未満、女性6.5g未満に 塩分(食塩)の取り過ぎが高血圧の原因になることは、よく知られていま…
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- 高齢者の食事元気で長生きは、食事が決め手 都市化の進展や少子社会の進行などにより、核家族化が進み高齢者夫婦だけの家庭が増加し…
- 十分に取りたい水分と食物繊維水分 加齢とともに不足しやすくなる水分 お年寄りの食事で気を付けたいことの一つに水分の補給があります。若いとき…