事業名 | 様々な糖質の特徴と活用について |
参加者数 | WEB参加14名 会場参加9名 |
内 容 |
様々な糖質の特徴とその活用と題して、糖類についてオリゴ糖、還元麦芽糖(マルチトール)等を含めて分類、特徴、消化吸収、腸内細菌について詳しく説明がありました。中でも果糖は血糖に影響しにくいけれど内臓脂肪を取り込みやすい、マルチトールは小腸ではほとんど吸収されず大腸で有機酸の形で吸収されるため血糖値にはほとんど影響しない、肥満の原因にもなりにくい。オリゴ糖は腸内細菌フローラを整えるため便秘改善効果はあるけれど種類によりエネルギーも異なり、甘さも砂糖の50%以下で製品にするには他の甘味料を加えるためエネルギーアップや血糖に影響する。その他、食物繊維の機能、人工甘味料についても詳しく説明がありました。 |
感 想 | 講師は本会の協賛会員で還元麦芽糖「マービー」が有名な会社です。社名は「株式会社HABA研究所」で甘味料の他化粧品も作っています。栄養の指導では糖質の正しい知識を持って県民の健康増進や地域に貢献したいと思いました。 |
職域事業部・千葉地域事業部のお知らせ
研究教育事業部(12月期/教員向け)終了
日 時 | 2022年(令和4年)12月17日(土) 13:00~16:35(12:45~入室可能) |
場 所 | オンライン開催(Zoom/千葉県栄養士会アカウント) |
プログラム |
13:00~ 開会挨拶
15:00~ 第2部パネルディスカッション〔B〕:with/after コロナ時代の教育-アクティブ・ラーニング-
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参加・申し込み |
参加費:無料 |
問い合わせ先 |
(公社)千葉県栄養士会 研究教育事業部 Line公式アカウント(登録は、栄養千葉,142号,p.14を参照ください) |
医療事業部(千葉地区研修会/油脂栄養)終了報告
開催趣旨・目的 | 「低栄養やリハビリの場面での栄養改善ために油脂類を上手に活用する②」として最新情報も含めて昨年に引き続き学習する。栄養の指導に活かし、県民の健康増進に寄与する栄養士・管理栄養士を育成する。 |
日時 |
11月25日(金)18:00~19:00 |
テーマ | 「油脂栄養について」 講師:(株)日清オイリオグループ東京支店 ウェルネス課 大貫 朋美 氏 |
参加資格 | この研修に興味のある栄養士・管理栄養士 |
参加費 | 無料(会員) |
申し込み締切:11月19日(土) |
事業名 | 医療事業部(千葉地区研修会/油脂栄養) |
参加者数 | 7名 |
内 容 | 高齢者の低栄養の栄養改善に油脂類(MCTオイル)を上手に活用することを学ぶ。 |
感 想 | 油脂類(MCTオイル)の使用により低栄養状態の改善を示すデータの提示と使用上の注意点など栄養の指導、栄養管理などに活かせる内容でした。 |
医療事業部(山武長生夷隅/研修会/褥瘡)終了報告
終 了 報 告 | |
事 業 名 | 医療事業部(山武長生夷隅地区研修会) |
参加者数 | 25名 |
内 容 |
演題:褥瘡と栄養管理 |
感 想 |
褥瘡の発生原因など基礎的なことから、それを踏まえてのアプローチ方法まで、細やかな資料と解説で、非常にわかりやすくご講演いただきました。 |
医療事業部(東葛北部地区研修会・糖尿病)終了
公衆衛生事業部(第2回研修会/食事支援)終了報告
開催趣旨・目的 |
障害等のある子に対する早期療育が進められる中、発達障害等のある子どもの食に関する相談が増えてきている現状を踏まえ、この度、多様な食の困難がある発達障害等の子どもの実態とその特性に合わせた食事支援方法を学び、健診や相談等において当該子どもや保護者に寄り添った食支援につなげることを目的に開催し県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。 |
日時(曜日) |
2022年12月4日(日) |
内 容 |
講演『発達障害等の子どもの食の困難の実態と支援ニーズ― |
対象および定員 |
千葉県栄養士会会員で、上記内容に関心のある管理栄養士・栄養士 100名程度 |
参加費 |
無料 |
参加申込先 |
(HP用)③2022年度 第2回中央研修会 申込書に記入の上、下記あてメールにてお申込みください。 |
事業報告 | |
事業名 |
「発達障害等の子どもの食の困難の実態と支援ニーズ 講師 金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授 田部絢子氏 |
参加者数 |
94人(ZoomによるWEB開催) |
内 容 | 発達障害等の特性から食事に困難をもつ子がいる。感覚は個人の主観的なものであり、刺激の受け取り方はそれぞれである。多くの人が何も感じなくても、感覚過敏等から感じる苦痛は耐えがたい。発達障害等を持つ子の問題行動は、苦痛が始まる前に何とかして逃げたい、という思いからの行動であることを理解する必要がある。「食べる」ことをスムーズに行うためには、安心・安全・信頼を築くための丁寧な関わりが大切である。食の困難を持つ当事者は、「自分の経験の専門家」である。当事者の想いを丁寧に傾聴し、相手の困っていること、想いを理解することが、発達支援の基本となる。 |
感 想 | 発達障害等があり食の困難を持つ子どもについて、対応の基本を学ぶことができました。「経験から指導を行うのでなく、目の前の困難を持つ子に合った方法になっているかを考えて関わっていく」とのお話が印象的でした。今後の業務では、発達障害を持つ子だからと一括りに考えるのでなく、対象者の想いを聞き、個人に合った方法で関わることを心掛けていきたいと思います。 |