公衆衛生事業部(第2回中央研修会)終了報告

開催趣旨・
目的  
栄養の指導においてコミュニケーション能力を高めることで相談者の生活実態に即した指導内容とすることができる。栄養士1人1人が、相談者の生活状況や特徴を理解して栄養指導ができるよう、アサーティブコミュニケーションを学び県民の健康増進に貢献することを目標とする。
日  時 2021年11月7日(日)
午後2時00分から午後4時00分まで
(受付:午後1時30分から1時50分)
※ZOOMミーティングによるWEB開催
内   容 講演 「アサーティブを用いた適切な栄養指導
                ~聴く・感じる・言う~」
講師 ヘルスサポート研究会カナン 代表 新出真理氏
*生涯教育実務研修1単位になります。
*チラシ01 チラシ(公衆衛生事業部2021年度第2回中央研修会)のサムネイル参照
本研修会の資料は会員専用コンテンツに掲載しています。
対象および定員 千葉県栄養士会会員で、上記内容に関心のある栄養士・管理栄養士 100名程度
参加費 無料
参加申込先

02 申込書(公衆衛生事業部2021年度第2回中央研修会)および03 事前アンケート(公衆衛生事業部2021年度第2回中央研修会)に記入の上、下記あてメールにてお申込みください。
千葉県木更津市 健康推進課
担当 子安
メールアドレス k.koyasu@city.kisarazu.lg.jp
電話 0438-23-8379 
申込期限 2021年10月15日(金)17時                

事業名 公衆衛生事業部(第2回研修会)終了報告
参加者数 59名
内 容  栄養指導を効果的に行うためには単に栄養士が知識の伝達や行動変容のみを目的として指導するのではなく、相談者と適切なコミュニケーションをとることで生活状況や特徴を理解し、生活実態に即した指導を行うことが重要である。 
 そのためには、コミュニケーションスキルの一つである「アサーティブ」を用いて、相談者の訴えや知りたがっていることを把握し、その部分に関して掘り下げていくことで効果的な栄養指導となることを学ぶ。
 また、「アサーティブ」は栄養指導の場のみならず、職場やプライベートにおいても円滑な人間関係を築くために有用なコミュニケーションスキルであることを学ぶ。
感 想  アサーティブを用いた適切な栄養指導という表題から、相談者に合わせたより効果的なカウンセリング技法について理解を深める機会となった。人は一度の指導の中で言われたことのうち、継続して実行できる数は1つか2つであるという研究結果が出ていることから、指導者は相談者の話を聞くことを基本姿勢とし、一番興味を持って話を聞いてもらえる部分について探っていき、指導へと繋げていくことが重要であると感じた。
 そのために必要となるコミュニケーションスキルがアサーティブであり、今後の業務にアサーティブを用いてより適切な栄養指導を行っていきたい。

公衆衛生事業部(第1回中央研修会)終了報告

開催趣旨・目的  胎児期や出生早期の環境が、成人後の生活習慣病の発症に影響していることが多くの研究により明らかになってきています。 平成18年2月に策定された「妊産婦のための食生活指針」が、令和3年3月に「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」として改訂されたことから、改定にあたっての課題や保健指導のポイントを理解し、保健事業の企画運営に活用することを目的とします。
日時(曜日) 2021年7月10日(土)
午後2時00分から午後4時00分まで
(受付:午後1時30分から1時50分)
※ZOOMミーティングによるWEB開催
内 容 講演「“妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針”-日本人妊産婦における体格/食生活習慣の現状と課題」
 講師 千葉県立保健医療大学健康科学部栄養学科
 教授 谷内洋子氏
*生涯教育実務研修1単位になります。
この研修会の資料は会員専用コンテンツに掲載

公衆衛生事業部第1回中央研修会20210710のサムネイル
対象および定員 千葉県栄養士会会員で、上記内容に関心のある管理栄養士・栄養士 100名程度
参加費 無料
参加申込先 公衆衛生事業部第1回中央研修会申込書20210710に記入の上、下記あてメールにてお申込みください。
千葉県木更津市 健康推進課
担当 子安
メールアドレス k.koyasu@city.kisarazu.lg.jp
電話 0438-23-8379 
申込期限 2021年6月16日(水)
事業報告
事業名 公衆衛生事業部(第1回中央研修会)
参加者数 88名
内 容

 妊産婦のための食生活指針が15年ぶりの改定となり、名称も「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」と変更になった。
 改定のポイントは「妊娠前からの取り組み」となる。日本人の若年女性は低体重(やせ)の割合が大きく、妊娠・出産・授乳に当たっては、妊娠前からの食生活が重要である。また、UNICEFやWHOが受胎から1000日間の栄養状態が将来の健康維持に重要であると提言している。これらのことから、母体のやせすぎによる低出生体重児のリスクを学んだ。また、妊娠中の体重増加指導の目安や食生活習慣の現状と課題などについても学んだ。

感 想  妊産婦のための食生活指針という表題から、妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針に改められた経緯について理解を深める機会となった。
 若年女性のやせ願望による食事の偏りが栄養不足を招き、将来骨折のリスクなどを高めるだけでなく、子どもの葉酸不足によるNTD発症リスクを上げるということを広く普及していく必要があることを強く感じた。参加者からは、妊娠前の働きかけの必要性を感じたことや現在の妊産婦への働きかけが将来の日本人の生活習慣病リスクの軽減にもつながる可能性を感じられた等に加え、具体的な普及方法(事業実施計画)を検討しようとする意見が多く寄せられた。
 運営に関しては、今回がZOOMによる2回目の開催であり、初回よりも入室等スムーズに行うことができた。内容がわかりやすく、視聴環境も良好だったとの意見が多く参加者には概ね好評を得た。今回の研修テーマにおいては、オンライン研修の利点が活用できたものと思われる。

公衆衛生事業部(中央研修会)終了報告

アンケート:参加者アンケート中央2020-1 1

開催趣旨・目的

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」がフレイル予防を視野に策定されるなど、国民の健康の保持増進のために施策としてフレイル予防に重点が置かれている。今後、保健指導の企画運営にあたっては、フレイル予防の観点を考慮すべき企画が増えると想定されることから、指導に必要な知識や使用可能なツール等の獲得を目的とする。

日 時

令和3年2月14日(日)
午後2時から午後4時まで(受付:午後1時30分から)

会 場

ZOOM(ミーティング)によるオンライン研修

内 容

1 講演「健康長寿のための食事と栄養~保健指導ツールとエビデンス~」
  講師 東京都長寿医療センター研究所
  社会参加と地域保健研究チーム 研究員 横山友里氏
2 事務連絡
  *生涯教育実務研修1単位になります。
開催案内:第1回中央研修会 次第1

参加資格

千葉県栄養士会公衆衛生事業部員 70名程度

参加費

無料

参加申込先

管轄保健所を経由して公衆衛生事業部(書記)あてお申込みください。

講演資料について

こちら(掲載終了)より講演資料をダウンロードし受講してください。

事業名

公衆衛生事業部 第1回中央研修会

参加者数

71名

内 容

地域高齢者の健康状態の特性や栄養摂取状況等の研究から、高齢者の食事においては特定の食品群や栄養素ではなく、食品摂取の質に着目する必要があり、食品摂取多様性により筋量や身体機能の低下が抑制された可能性が検証されている。これらのことから、高齢者のフレイル予防において、栄養面では、食品摂取の多様性が重要であることを学んだ。
また、食品摂取多様性の普及ツール、コロナ禍における自宅でのフレイル予防ツール等の活用についても学んだ。

感 想

  エビデンスに基づく食品摂取多様性の有効性は、保健事業において住民に普及する際の裏付けとして大変有益であり、主食・主菜・副菜を揃えた食事の重要性や、普及の必要性について理解を深める機会となった。
 住み慣れた場所で自立した生活が送れる高齢者の増加のためには、高齢者の特性に合わせた支援が求められる。わかりやすく親しみの持てる指導ツールの紹介は、実践に役立てられそうな内容で、大変有意義な研修会であった。今回学んだ内容を踏まえ、食品摂取の多様性を普及していきたい。
 また、初めてのZoom開催であったが、参加者からは「講演内容を対面と変わらず理解できた。」「スライドが見やすかった。」「移動時間が短縮され、参加しやすかった。」などの好反応が多かった。

 

公衆衛生事業部(第3回中央研修会)終了報告  

 

開催趣旨・目的 地域の優先すべき健康課題の抽出とその背景にある食生活や食環境を踏まえた上で、エビデンスに基づいた栄養施策のPDCAを展開するため、事業の効果の評価と且つ成果を生むことのできる事業計画の作成方法・プロセスについて学び、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日時(曜日) 令和元年12月14日(土)
午後1時15分から午後4時50分まで(受付:午後1時から)
会 場 千葉県教育会館 本館 203会議室
千葉県千葉市中央区中央 4-13-10 電話043-227-6141
内 容 1 講演「成果を出すための事業計画の作成・評価」
講師 女子栄養大学 栄養学部 教授 田中久子 先生
2 説明「壮年期の肥満予防・減塩対策に関する事業計画書について」
  説明者 千葉県健康福祉部健康づくり支援課 食と歯・口腔健康班
3 グループワーク
テーマ「評価を踏まえた事業計画(壮年期の肥満予防・減塩対策)の作成」
助言者 女子栄養大学 栄養学部 教授 田中久子 先生
詳細は【HP用【ちらし】第3回中央研修会】案内を参照ください。
*生涯教育実務研修1単位になります。
参加資格 上記内容に関心のある栄養士・管理栄養士 70名程度
参加費 3,000円(ただし、千葉県栄養士会公衆衛生事業部会員 無料、千葉県栄養士会公衆衛生事業部以外の会員 100円)
*公衆衛生事業部以外の千葉県栄養士会会員の方は日本栄養士会会員証をお持ちください。
参加申込先 【HP用】2019年度第3回中央研修会 申し込み書に記入の上、下記あてファクシミリにてお申込みください。
印旛健康福祉センター地域保健課 綾部
FAX:043-486-2777
電話:043-483-1134
申込期限 令和元年11月29日(金)
  事 業 報 告
事業名  公衆衛生事業部(第3回中央研修会)
参加者数 44名
内 容 成果の見える栄養施策を推進することが行政栄養士には求められていることから、本研修会では、行政栄養士が実施する事業の効果を評価でき、且つ成果が見える事業計画の作成方法やプロセスが理解できるようになることを目標に研修内容を企画しました。
女子栄養大学の田中先生からは、実例を交えながら、事業計画書の基本構造と、目標の種類と評価の関係性についてお話いただき、県庁健康づくり支援課の高橋主査から千葉県の栄養施策に関する重点課題と事業計画書の関係性について説明していただきました。
グループワークでは、事前に各所属において事業計画書を作成していただき、作成した事業計画書の内容を上記の話を参考に、ブラッシュアップしていく作業を行い、最後に田中先生より助言をいただきました。
 【会員専用コンテンツに資料あり(期間限定:転用禁止)
感 想 各自治体の行政栄養士は、主に健康増進計画等で設定されている各種健康・栄養課題の評価指標の目標を達成するために、各種事業を企画していきますが、実施した事業が目標達成に貢献していると説得力を持って説明ができることが重要です。田中先生の御講演により、事業と目標達成の関係性を繋ぐための事業計画書の構造と、目標達成を確認するための評価の種類について学ぶことができました。
また、参加者が事業計画書を研修会のために作成してから講演を聞くスタイルにしたことで、自身の作成した計画書が基本的な構造の形をとっているか確認できたと思います。
更に、グループワークにより事業計画書の内容を改善していく作業を行ったことにより、講演で学んだ内容をアウトプットでき、知識や理解の定着に繋がったと考えられました。

公衆衛生事業部(第2回中央研修会)終了報告

 

開催趣旨・目的 実践現場で得たデータ等を用いて、成果を目に見える形で発表するための実践手法を学ぶ他、事例を通して公衆衛生事業の展開手法について視野を広げ、実践に活かし県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日時(曜日) 令和元年10月19日(土)
午後1時30分から午後4時45分まで
(受付:午後1時15分から)
会 場 千葉県教育会館 本館 303会議室
千葉県千葉市中央区中央 4-13-10 電話043-227-6141
内 容 1 事例発表
①「『柏市行政栄養士業務関係資料』の作成
~柏市行政栄養士のスキルアップと他課連携推進に向けて~」
②「日々の業務を通し栄養士をつなぐ木更津市栄養士連絡会
~市民の健康を守るために~」
③「糖尿病予防に向けた活動~集団健診地区別調査を基に取り組んだこと~」
④「給食施設従事者に対する減塩に関する支援事業の実施効果の検討」
2 講演「実践報告のまとめ方②-データの収集・まとめ方―」
  講師 千葉県立保健医療大学 栄養学科
     准教授 荒井 裕介 氏
詳細はこちら【ちらし】第2回中央研修会 案内を参照ください。
*生涯教育実務研修1単位になります。
参加資格 上記内容に関心のある栄士・管理栄養士 70名程度
参加費 3,000円(但し千葉県栄養士会公衆衛生事業部員 無料、千葉県栄養士会公衆衛生事業部以外の会員 100円)
参加申込先

 令和元年度第2回中央研修会 申し込み書に記入の上、下記あてFAXにてお申込みください。
千葉県市川市保健センター 健康支援課 
担当 川原
FAX 047-316-1568
電話 047-377-4511 
申込期限 令和元年10月2日(水)

事業名

公衆衛生事業部(第2回中央研修会)

参加者数

62名

内 容

今回の研修会は、PDCAサイクルで事業を実践し、評価し、その成果を見せていくために必要なスキルを身につけるための研修内容としました。
 来年2月の千葉県栄養改善学会に向けて作成中等の事例4題について、まとめ方の手法については千葉県立保健医療大学の荒井先生から、実践的な部分については公衆衛生事業部企画運営委員の石原委員長から御助言いただき、参加者全員が仲間の発表を題材に学べる機会となりました。
 事例発表の後は、荒井先生に、昨年度に引き続き、「実践報告のまとめ方②」と題し、質問紙調査によるデータ収集とまとめ方について御講演いただきました。
 【会員専用コンテンツに資料あり(期間限定:転用禁止)
感 想 公衆栄養の活動は短い期間では成果を表しにくいものですが、地道に数年かけて取り組んだ結果を成果として数字で発表した事例は参加者にとっても励みになったことと思います。また、どの部署に異動となっても同じ目標を持って、同じ水準の業務を住民に提供できるよう、公衆衛生のみでなく保育所等の他領域の栄養士と業務連絡会を通じて業務をマニュアル化した事例等、先駆的な取組を学ぶことができました。
 また、今回の事例発表のように取組の成果を「見える化」するためには既存データ等を取りまとめる必要があります。質問紙調査の行い方からデータの取りまとめ方まで、その手法について、私たちが通常業務でよく使用するExcelを用いた実践的な内容を講演で教えていただきました。具体例も交えながら演習も取り入れて教えていただいたので、実務をイメージしながら学ぶことができました。
 統計に関しては少し専門的で難しい部分もありましたが、業務に役立つ書籍も御紹介いただきましたので、後から復習できるような配慮もしていただきました。
 公衆衛生事業部会員一人ひとりが今よりも少しずつ業務の取組成果を「見える化」し、外部に発信できるためのステップに役立てられれば良いと思います。

公衆衛生事業部(第1回中央研修会)終了報告

開催趣旨・目的

千葉県において、新規透析患者のうち糖尿病性腎症患者の占める割合は年々増加している。保健所・市町村栄養士が糖尿病の重症化予防を推進するため、糖尿病性腎症の予防について学び、知識の向上を図る。

日時(曜日) 2019年4月25日(木)
午後1時45分から午後4時50分まで
(受付:公衆衛生事業部会員 午後1時~1時15分
   :公衆衛生事業部会員以外 午後2時~2時10分)
会場 千葉県教育会館 本館 203会議室
千葉県千葉市中央区中央 4-13-10 電話043-227-6141
内容 1 千葉県事業説明
「平成31年度健康づくり・栄養改善事業について」
2 講演「糖尿病性腎症の予防と栄養士の係わり」
  講師 千葉県循環器病センター
     臨床研修アドバイザー 医師 平井愛山 氏
  講演時間 午後2時20分~午後3時50分
3 情報交換・グループワーク
*生涯教育実務研修1単位になります。
【HP用】平成31年度第1回中央研修会 チラシ通知文
参加資格 上記内容に関心のある栄養士・管理栄養士 100名程度
参加費 3,000円(千葉県栄養士会公衆衛生事業部員 無料、千葉県栄養士会公衆衛生事業部以外の会員 100円)
参加申込先 2019年度第1回中央研修会申込書【HP用】申込書に記入の上、下記あてFAXにてお申込みください。
千葉県市川市保健センター 健康支援課 
担当 川原
FAX 047-316-1568
電話 047-377-4511 
申込期限 2019年4月15日(月)
  事 業 報 告
事業名 公衆衛生事業部 第1回中央研修会
参加者 61名
内 容 糖尿病性腎症を予防し、人工透析を防ぐために必要な最新の情報を学んだ。重症化予防のための減塩の重要性と併せ、血液検査(eGFR)、尿検査(推定塩分摂取量)、減塩指導などの具体的な方法と予防に向けた施策展開について学んだ。
講義終了後、減塩食の試食とグループワークを行い、各市町村の取り組みについて共有するとともに栄養士としてどのような活動ができるか意見交換を行った。
感 想 糖尿病性腎症予防プログラムについての理解を深めるとともに、行政栄養士として減塩推進の必要性や重要性を再認識する機会となった。
塩分の過剰摂取対策のためのツールや効果的な指導方法など、実践に役立つ内容で「大いに参考になった」という声が多かった。

公衆衛生事業部(第2回中央研修会)終了報告

 

開催趣旨・目的

栄養障害の二重負荷(過剰栄養と低栄養の混在)が課題となっているが、地域高齢者等への健康支援のあり方について学ぶ他、事例を通して若い世代への健康支援のアプローチについて学び、県民の健康増進に貢献する栄養士/管理栄養士を育成する。

日 時 平成30年10月6日(土)
午後1時45分から午後4時30分まで(受付:午後1時30分から)
会 場 千葉県教育会館 新館 501会議室
千葉県千葉市中央区中央 4-13-10 電話043-227-6141
内 容 1 講演「高齢者の糖尿病予防について」
      講師 神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科
               教授 田中 和美 氏
2 事例報告 (2題)
3 講話「事例報告のまとめ方」
  講師 千葉県立保健医療大学 栄養学科
     准教授 荒井 裕介 氏
詳細はこちら第2回中央研修会ポスターを参照ください。
*生涯教育実務研修1単位になります。
資 格 上記内容に関心のある栄養士・管理栄養士 100名程度
参加費 4,000円(千葉県栄養士会公衆衛生事業部会員 無料、
千葉県栄養士会公衆衛生事業部以外の会員 100円)
参加申込先 平成30年度第2回中央研修会こちら【HP用】申込書 に記入の上、
下記あてFAXにてお申込みください。
千葉県市川市保健センター 健康支援課 担当 川原
FAX 047-316-1568
電話 047-377-4511 
申込期限 平成30年9月21日(金)
事業報告
事業名 第2回中央研修会
参加人数 94名
内 容 今回の研修会は、PDCAサイクルで事業を実践し、評価し、その成果を公開するための必要なスキルを身に着けるための研修内容でした。
田中先生には、高齢者の糖尿病予防のための事業を行うために、どのように対象者基準を設定すればよいか、事業の組み立て方、評価の方法(プロセス、アウトプット、ストラクチャー、アウトカム)の実際についてご講演いただきました。
 県庁と市、それぞれ1題ずつの事例発表では、若い世代の食・健康に関する課題及び普及啓発に関する報告をいただきました。
 荒井先生には、2題の事例発表にご助言をいただくとともに、実践事例報告をまとめる意義、その初期段階の方法(リサーチクエスチョンの設定、先行事例の探し方)について講話をしていただきました。
感 想  地域の実態把握をしてから、マンパワーで介入できる範囲で介入し、単年度評価を行ってから事業拡大をすること、分かりやすい資料作りや説明をすること等どの事業でも共通するスキルを学ぶことができました。エネルギッシュなご講演を聞いた後に、事例発表と助言、講話を聞けたので、「私たちも今行っている事業をまとめよう」という気持ちが高まりました。
 アンケート結果からも、「PDCAサイクルについて、具体的な講演をうかがいイメージがついた」「日頃の業務のまとめについては、やらなくてはいけないと思っていましたが、今日の研修で、さらに背中を押されました。」などの感想が聞かれました。

 

公衆衛生事業部(黒潮ブロック研修会)終了報告

開催趣旨・目的

乳幼児期の発育・発達、年齢(月齢)における特徴を学び、一人ひとりの成長・発育を踏まえた栄養指導をすることにより、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。

日 時

平成30年8月31日(金)
午後1時30分から午後3時まで(受付:午後1時15分から)

会 場

千葉県長生合同庁舎 4階 大会議室
茂原市茂原1102-1 電話0475-22-5167

内 容

講演「乳幼児期の食行動の発達と偏食」
講師 共立女子大学 家政学部児童学科
教授 河原紀子 氏
*日本栄養士会生涯教育振替単位1単位が取得できます。

資 格

栄養士・管理栄養士

参加費

3,000円(千葉県栄養士会公衆衛生事業部会員 無料、
千葉県栄養士会公衆衛生事業部以外の会員 100円)

参加申込先

研修会の詳細および申込みはこちら★0831黒潮ブロック研修会開催通知(他ブロック)をご覧ください。
申込期限 平成30年8月21日(火)

事業報告
事業名 公衆衛生事業部(黒潮ブロック研修会)
参加者数 45名
内 容 保護者を対象に実施した「幼児期の好き嫌いについてのアンケート調査」の結果を通じて、食事風景の動画を交えながら、子どもの食行動や偏食について御講演いただきました。
感 想 子どもは、1~3歳ごろに好き嫌いが明確になり「子どもの自我の育ちを尊重した食の実践」が重要であること、また、「嫌いな食べ物」「苦手な食べ物」でも接触体験が大切であることを、再確認しました。
講演終了後、「とてもわかりやすかった」「アンケート結果などから嗜好がどう変わっていくかが理解できた」「来週からの個別指導に役立てたい」などの感想が聞かれました。  

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