地域活動事業部(視察研修会・豊洲市場)

開催主旨・目的

食育指導で地産地消が推進されている。首都圏の食生活をまかなう豊洲の生鮮市場の視察を行い、持続可能な食品の流通についての知見を深め、食生活の推進に寄与する栄養士・管理栄養士の育成を目的に視察研修を開催する。

日  時

令和6年8月2日(金)
9:30         ゆりかもめ「市場前駅」改札口外集合
9:40~       水産卸売場棟見学
11:00~     昼食
12:30~     以後自由行動

場   所

豊洲江戸前市場(水産卸売場棟)と千客万来

テーマ(タイトル)

水産卸売場棟見学並びに魚介類を用いた市場ならではの食の体験。
江戸時代から現在に至る市場の歴史を学び、マグロや鮮魚の競り場を見学する。
他に多くの施設が見学可能となっている。

参加資格 食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士
参加費

参加費3,000円 会員は無料 (定員20名になり次第締め切ります)
別途負担金 
食事代各自(大人・子ども同一料金)ちらし寿司 2,000円 握りずし2,200円

申込み先

申込み書てFAXで7月15日必着となるようにお申込みください。
郵便の場合は申込み用紙にならい必要事項を明記してください。
FAX番号  043-256-1804

郵便の場合  〒264-0036 千葉市若葉区殿台町122
      (公社)千葉県栄養士会 地域活動事業部行
キャンセルは必ずご連絡をお願いします。
電話番号   043-256-1117 千葉県栄養士会 地域活動事業部

 

地域活動事業部(第1回研修会)終了報告

 

開催主旨・目的 高齢人口の増加に伴い、地域活動事業部栄養士の地域住民の健康づくり等の活動が期待されている。県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日  時 令和6年4月20日(土)
14:00~15:30(受付13:45~)
場  所

船橋市西部公民館 
〒273-0035 船橋市本中山1丁目6-6 TEL 047-333-5415

内容・講師

「高齢者について」~加齢に伴う変化とその対応(仮)      
講師 特別養護老人ホーム柏こひつじ園            
管理栄養士 中村 典子 先生

参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参 加 費 会員:無料
非会員:2000円(資料代)
申込み他

FAX(043‐256‐1804)または郵送でお申し込みください。    
郵送の場合は、申込書の内容に沿って記載し、〒264-0036千葉市若葉区殿台町122 千葉県栄養士会 地域活動事業部宛にお送りください。  
申込締切 : 4月12日(金曜日)必着でお願いします。

日本栄養士会生涯教育実務研修1単位『実務研修 共通 910-110』

終 了 報 告
事業名 地域活動事業部第1回研修会
高齢者の身体的特徴とその対応~福祉栄養士として~
参加者数 20名
内 容

 高齢者は臓器機能の低下や病気を抱えて予備能力の低下が見られる。現在の高齢者は10~20年前と比較して若返り現象が見られるが身体・精神機能の維持変化は高齢になるほど個人差が大きい。加齢に伴う身体機能の変化、特にフレイル(虚弱)予防のためには、タンパク質、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンC、葉酸を重視したバランスの良い食事が必要である。また、咀嚼・嚥下機能維持のための口腔ケア、口や舌の運動が重要である。
 また、講師から高齢者施設での認知症に対する対応、摂食嚥下障害、排便コントロール、褥瘡ケア、「好きなものを食べたい」をサポートする看取り期の支援について実際のエピソードを交えて話されました。

感 想

地域の介護予防事業に携わりフレイル予防に力を入れている。高齢者施設での対応には及ばないが、地域包括ケアシステム(要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで続けることができるように地域内で助け合う体制)では食の専門職として必要な技術的能力と思われ、高める必要性を感じました。

地域活動事業部(事例研究会)終了報告

開催主旨・目的 持続可能な食を考えることが必要な現状を踏まえ、たんぱく質源となる食品の「大豆ミート」について知識を深め、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日   時

令和6年3月10日(日曜日)                             
13時30分~15時30分 

場   所

千葉県栄養士会事務所
〒264-0036千葉市若葉区殿台町122番地

テーマ(タイトル)

『大豆ミートとその活用について(仮称)』
~世界的な人口増加などから畜肉消費量の増加が予測される中、環境負荷が少ない新たなたんぱく質源の必要性や健康意識への高まりなどから、特に日本国内で注目されている「大豆ミート」の特徴と活用する上での注意点、実際の活用事例、最新の情報など~
講師 マルコメ株式会社 マーケティング部 広報宣伝課 
   管理栄養士 多和彩織 氏

参 加 資 格 食と栄養に関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参 加 費 1000円(会員は無料)
申 込 み

下記申込書に記入しFAXでお申し込み下さい。
※郵便の場合は申込み用紙にならって必要事項を明記して送付願います。
 (送付先) 〒264-0036千葉市若葉区殿台町122
 千葉県栄養士会 地域活動事業部 宛
 申込締切  3月6日(水曜日)必着でお願いします。

そ の 他

会員向けに発送しました案内文書の裏、申込面には2月12日(月)申込書と記載されていますが正しくは3月10日(日)です。

20240310事例件申込書のサムネイル

事 業 報 告
事 業 名 地域活動事業部(事例研究会:大豆ミートについて)
参 加 者 数 17名
内    容

世界の人口増加が迫る中、環境負荷が少ない植物由来肉、植物由来シーフード、培養肉、培養シーフード、昆虫たんぱくなどの代替えたんぱく市場は伸びるであろうと予測されている。大豆を原料に油分を搾油して加熱加圧・高温乾燥させて味や食感を肉に近づけた「大豆ミート」は2015年から発売され改良を重ねて美味しくなっている。しかし、最近はコロナ禍や輸入牛肉の高騰、原油高など多くの食品が値上がりする中での消費者の買い控えの影響と思われる市場の減少があった。すでに学校給食で取り組みは広がっており、高タンパク、低脂質、食物繊維が多いことから今後は健康的な食生活を目指すことができることで需要の伸びが期待できる。その他、商品の紹介と、実際に商品を使ったデモンストレーションがあり試食ができた。

感    想

会社の沿革、業務形態の説明、商品は「大豆のお肉」として販売されていて乾燥、レトルト、冷凍のタイプがあること、形状もブロック、スライス、ミンチがあり様々な料理に使用できると理解した。販売形態から保存性もあり災害食にも応用できそうであり、市販されているので購入して利用したい。
試食したものはスライスタイプの大豆ミートで中華料理の有名シェフ監修による調味料が付いた商品で野菜と炒めて良い味でした。また、添加物の無い商品でもあり安心して食べられそうです。食の専門職としては見聞を広めるべき分野であると感じました。

地域活動事業部(第3回/食生活とSDGs)終了報告

開催主旨・目的 食生活と持続可能な社会の実現に栄養士・管理栄養士としてどのように考え取り組むか学び、県民の健康増進や地域に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。

日   時

令和5年10月28日(土曜日)
受付 13:00~
講演 13:30~15:00

場   所 千葉市文化センター 9階 会議室2.3
〒263-0013 千葉市中央区中央2-5-1
千葉中央ツインビル2号館 ℡043-224-8211(代)
テーマ(タイトル) 「私たちの食生活とSDGs~地産地消、オーガニック食品、昆虫食、代替肉がSDGsでなぜ注目されるのか~」 
講師 聖徳大学人間栄養学部 准教授 森 直子先生
参加資格 食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参 加 費 2000円(会員は無料)
申込方法・申込締切

FAX(043‐256‐1804)または郵送でこちらの申込書でお申し込みください。
 (郵送の場合は、申込書の内容に沿って記載し、〒264-0036千葉市若葉区殿台町122 千葉県栄養士会 地域活動事業部宛 にお送りください。)

資料印刷の都合上10月10日(火曜日)必着でお願いします。

そ の 他

日本栄養士会生涯教育実務研修1単位『実務研修 共通 90-110』

新型コロナウイルス感染症防止対策を講じて開催します。当日は検温・手指消毒・マスク着用等ご協力のうえ、体調のすぐれない場合は参加をご遠慮ください。

  事 業 報 告
事業名

第3回研修会
「私たちの食生活とSDGs〜地産地消、オーガニック食品、
    昆虫食、代替肉がSDGsでなぜ注目されるのか?〜」

参加者数 14名
内   容 2015年国連サミットで「持続可能な開発目標」(SDGs)が採択されました。世界中にある環境問題、差別、貧困、人権問題を2030年までに解決しようというもので、17目標が揚げられました。人間一人が持続可能な生活を送るのに必要な生産可能な土地面積、製品やサービスにかかる温室効果ガスの排出量、食料や製品の生産から消費までに使用される水の総量など様々な視点から我が国の取り組みが紹介されました。世界の人口増加が迫る中、牛肉や豚肉に比べて環境への負荷が低いコオロギなどの昆虫や窒素肥料に依存しない栽培が可能になると期待される大豆他マメ科の植物が新たなタンパク質源として注目されています。
感  想

「持続可能な開発目標」(SDGs)言葉は目にするけれど、それは何か、漠然と考えていました。好きな時にいつでも食べたいものが食べられる飽食の時代ですが、伝統的な和食は環境負荷が低いとのこと、「持続可能な開発目標」は難しい課題ではありますが、食に関わる専門職として講師の言葉をお借りして、マクロとミクロの視点を持って知識を深めたいと思いました。

地域活動事業部(視察研修会/食品サンプル)終了報告

 

開催主旨・目的 食品サンプルは料理のおいしさを視覚から伝える効果を最も発揮するものです。食の指導にも使われる食品サンプル作りを体験する視察研修を行い、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日   時

令和5年8月1日(火)
10:50 現地集合 (時間厳守です)
11:00から12:30で終了予定  その後昼食(自由参加)

場   所

元祖食品サンプル屋 合羽橋店 
つくばエクスプレス「浅草駅」A2出口徒歩5分

テーマ(タイトル)  食品サンプル製作体験
参加資格 食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参 加 費

参加費:2500円(大人・子ども同一料金)
定 員:12名まで (定員になり次第締め切ります)

申し込み

こちらの申し込み20230801視察研修会申し込み書のサムネイルにてFAXで7月15日(土)必着となるようにお申込みください。郵便の場合は申込み用紙にならって必要事項を明記してください。   
FAX番号  043-256-1804
郵便の場合  〒264-0036 千葉市若葉区殿台町122
       公社)千葉県栄養士会 地域活動事業部行

キャンセルは必ずご連絡をお願いします。
電話番号   043-256-1117 千葉県栄養士会 地域活動事業部

  事 業 報 告
事 業 名 視察研修会(食品サンプル制作体験)
参加者数 9名(大人7名、小学生2名)
内  容 食品サンプルは料理のおいしさを視覚から伝えるツールで、食の指導の場でも活用されている。この食品サンプルを自分で作ってみる体験を元祖食品サンプル屋合羽橋店で体験し、エビの天ぷら1個と野菜の天ぷら(サツマイモ・かぼちゃ・ピーマン・椎茸の中から1点)・付け合わせにレタスを作る。
感  想 着色した蠟を43度くらいのお湯の中に高いところから落としてサクサクの天ぷらの衣をつくりました。また緑色の蝋を薄く置いてからお湯の中に沈めて伸ばしていくと微妙なしわのある大きな葉になり、手元でまとめていくとレタスが出来ます。大人たちの「ヘー」という感嘆符と小学生でも、ニコニコになる楽しさがありました。講師の指示とフォローを受けながら自分だけの天ぷらとレタスが出来上がったのは感激でした。店内には巨大な泡が溢れ落ちているクリームソーダや、1メートルはあるハンバ-ガーの積み重ねたサンプル等、見ていて飽きませんでした。

地域活動事業部(事例研究会)終了報告

開催主旨・目的 「糖質について」の正しい知識習得を目的に県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日    時

令和5年2月12日(日曜日)
13時30分~15時30分

場    所 千葉県栄養士会事務所で対面参加の方 受付13:00~
web参加の方 各自           13 :30~
テーマ(タイトル) 『様々な糖質の特徴とその活用について(仮称)』
~「低糖質」や「糖質オフ」等の商品はここ数年拡大傾向にある中、改めて糖質とは何か再確認するとともに、様々な糖質の特徴と活用する上でのメリット・デメリット、実際の活用事例、最新の情報など~
講師:株式会社ハーバー研究所 メディカルフーズ事業部
   関東エリア担当 吉岡 正貴氏 
参 加 資 格 食と栄養に関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参  加  費 1000円(会員は無料)
申 し 込 み

参加申込は下記をご覧ください。FAXまたは郵送でお申し込み下さい。
20230212事例研申込のサムネイル
※郵送の場合は同用紙を、以下送付願います。
 (送付先) 〒264-0036千葉市若葉区殿台町122
              千葉県栄養士会 地域活動事業部
 申込締切  2月3日(金曜日)必着でお願いします。

事業名 様々な糖質の特徴と活用について
参加者数 WEB参加14名 会場参加9名
内 容

様々な糖質の特徴とその活用と題して、糖類についてオリゴ糖、還元麦芽糖(マルチトール)等を含めて分類、特徴、消化吸収、腸内細菌について詳しく説明がありました。中でも果糖は血糖に影響しにくいけれど内臓脂肪を取り込みやすい、マルチトールは小腸ではほとんど吸収されず大腸で有機酸の形で吸収されるため血糖値にはほとんど影響しない、肥満の原因にもなりにくい。オリゴ糖は腸内細菌フローラを整えるため便秘改善効果はあるけれど種類によりエネルギーも異なり、甘さも砂糖の50%以下で製品にするには他の甘味料を加えるためエネルギーアップや血糖に影響する。その他、食物繊維の機能、人工甘味料についても詳しく説明がありました。

感  想 講師は本会の協賛会員で還元麦芽糖「マービー」が有名な会社です。社名は「株式会社HABA研究所」で甘味料の他化粧品も作っています。栄養の指導では糖質の正しい知識を持って県民の健康増進や地域に貢献したいと思いました。

地域活動事業部(低栄養対策とフレイル予防)終了報告

開催主旨・目的 高齢期の低栄養やフレイル予防について学び、県民の健康増進や地域に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日     時

令和4年11月6日(日曜日)      
受付(栄養士会事務所で参加の方)   9:30~
講演 (web)                10:00~11:30

場     所

web参加の方 自宅(他)参加URLは下記申込書に記載
対面参加の方 (公社)千葉県栄養士会事務所

テーマ(タイトル) 「低栄養対策とフレイル予防」 (仮題)
 講師 松戸市立福祉医療センター 東松戸病院
    佐々木 徹 先生
講演資料は会員専用コンテンツに掲載しています
参 加 資 格 食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参 加 費 2000円(会員は無料)
申込方法・申込締切

FAX(043‐256‐1804)でお申し込みください。
 郵送でも結構です。(郵送の場合は、申込書2022.11.6第3回研修会申込のサムネイルの内容に沿って記載し、
〒264-0036千葉市若葉区殿台町122 千葉県栄養士会 
地域活動事業部宛 にお送りください。)
10月20日(木曜日)必着でお願いします。

その他

日本栄養士会生涯教育実務研修1単位『実務研修 共通 910-110』
栄養士会事務所にお越しの方は検温・手指消毒・マスク着用等ご協力のうえ、体調のすぐれない場合は参加をご遠慮ください。

事 業 報 告
事業名 第3回研修会「低栄養対策とフレイル予防」
参加者数 26名
内  容

 日本の高齢者人口は2020年では3617万人、総人口の28.7%でした。要支援・要介護になった要因は骨折転倒、関節疾患、脊髄損傷など運動機能の障害が24.8%で1位でした。年に20~30%の人が転倒している。
 日本老年医学会は低栄養の改善が要介護に至ることを予防できると唱えています。フレイルとは健康と要介護の中間で栄養介入によって健康な状態にもどすことが可能です。栄養士・管理栄養士の役割は食を通じて運動機能のサポートを行い健康な筋肉や骨を維持することです。そのために必要なたんぱく質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルの取り方、栄養アセスメント、栄養スクリーニング、咀嚼、嚥下、食べやすい食品や食べ方の工夫などの研修会でした。

感  想 病院と老人介護施設で経験豊富な講師はフレイル対策について、科学的根拠を踏まえた豊富な資料で大変わかりやすくお話しをしていただきました。
栄養士・管理栄養士としてフレイル予防法を熟知して介入することで高齢期のみならず地域住民の健康な生活も充分に支援できると思いました。

地域活動事業部(第2回研修会CKDを学ぶ)終了報告

開催主旨・目的 新たな国民病とも言われているCKDについて学び、県民の健康増進や地域に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日   時

令和4年9月17日(土曜日)                                                
受付(栄養士会事務所で参加の方)    9:30~
講演 (web)               10:00~11:30

場   所

web参加の方 自宅(他) 参加URLは下記申込書に記載
対面参加の方 (公社)千葉県栄養士会事務所

テーマ(タイトル)

「CKDの正しい理解と食事指導について」 (仮題)
講師 東京ベイ・浦安市川医療センター栄養室 小林裕子 先生
資料は会員専用コンテンツに掲載(掲載終了済)

参 加 資 格 食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参  加  費 2000円(会員は無料)
申込方法・申込締切

FAX(043‐256‐1804)でお申し込みください。
郵送でも結構です。(郵送の場合は、申込書2022.9.17第2回研修会申込のサムネイルの内容に沿って記載し、
〒264-0036千葉市若葉区殿台町122 千葉県栄養士会 
地域活動事業部宛 にお送りください。)
9月12日(月曜日)必着でお願いします。

その他

日本栄養士会生涯教育実務研修1単位『実務研修 共通 910-110』
栄養士会事務所にお越しの方は検温・手指消毒・マスク着用等ご協力のうえ、
体調のすぐれない場合は参加をご遠慮ください。

事業名 第2回研修会(CKDを学ぶ)
参加人数 25名
内 容

CKDへの罹患は、男女とも年齢とともに高くなっています。CKDのコントロールが患者の予後につながります。
我が国における透析患者数は毎年1万人ずつ増加傾向にあり、現在34万人。日本人の400人に1人の割合です。1人当たりの年間の透析医療費は500万円。30万人で1兆5千億円。毎年500億円ずつ増加し続けています。国としては「2028年までに新規透析導入患者を35,000人以下に減少させる。」「CKD診療体制の構築によるCKD重症化予防を徹底する」ことに取り組みます。また県では千葉県糖尿病性腎症重症化予防プログラム+CKD重症化予防事業があり、いずれもホームページで見ることができます。
食事療法として①エネルギーは肥満患者の適正エネルギーの設定、②たんぱく質はステージ別の量・制限の工夫、③塩分は工夫の仕方、④水分はステージ別摂取量、⑤カリウムは多い食品の対応の仕方、⑥リンは制限のポイントの説明がありました。さらに嚥下障害・独居・働き盛り・小児に対しての管理の方法の紹介がありました。最後に患者さんへのかかわり方を、ご自分の経験を通してお話してくださいました。

感 想

透析は医療費だけでなく、日常生活や就労に大きな影響を与えていて、健康診断等でメタボリックシンドロームの診断があった場合は早めの受診、対策が重要であることを学びました。また、患者さんへのかかわり方のお話から、普段の生活に生かされることばの選び方を学ぶことができました。

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