医療(腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2025)

他団体研修会のお知らせ

第16回 腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2025
 テーマ「正しい食事療法の普及に向けて」

会 期:2025年3月22日(土)
会 場:日経ホール(日経ビル3F)
内 容:
  特別講演
    「腸内細菌叢と慢性腎臓病との関連」
    講師 阿部 高明(東北大学大学院医工学研究科生体再生医工学講座)
  大会長講演
    「正しい食事療法の普及について考える-恩師と患者さんの教えより̶」
    講師 菅野 丈夫(神奈川工科大学健康医療科学部管理栄養学科)

  パネルディスカッション1「低たんぱく食品の指導法と利用法」
  パネルディスカッション2「栄養摂取量の評価法について考える」
詳細はポスターをご覧ください
第16回腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2025−4 (1)のサムネイル

医療事業部(第3回プラクティスセミナー/栄養CS)

タイトル 医療事業部2024年度第3回プラクティスセミナー
・第5回栄養CS栄養食事指導担当管理栄養士ミーティング
開催趣旨・目的 栄養食事指導における患者さんの行動変容について学び、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日 時 2025年2月15日(土)
14:00~17:30(受付13:30~)
場 所 千葉市生涯学習センター 大研修室
所在地:千葉市中央区弁天三丁目7番地7号 3階
内容・講師 内容:
【第1部】グループワーク(90分)
   困難事例における栄養食事指導のロールプレイング
    ~患者さんの行動変容を目指して~
【第2部】講演(90分)
   演題:「糖尿病療養支援における患者さんの行動心理」(仮題)
   講師:東京女子医科大学八千代医療センター
      糖尿病看護特定認定看護師・エキスパートナース
                       田中景子先生
参加資格 栄養士・管理栄養士
参加費 会員:無料
非会員:7,000円
問合せ・申込み 詳細はチラシまたは開催案内ご参照ください。
チラシのサムネイル

 

医療事業部(東葛北部地区研修会/がんと低栄養)

タイトル 医療事業部(東葛北部地区研修会)
開催趣旨・目的 がんと栄養について理解を深め、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日 時

2025年1月29日(水)
19:00~20:00

場 所 WEBによる開催
内容・講師 内容:がんと低栄養
   炎症に着目したがん栄養療法
   栄養補助食品の活用事例
講師:森永乳業クリニコ株式会社 千葉営業所 石井柚里子氏
参加資格

栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方100名

参加費 無料
問合せ・申込み 出席申込み他詳細は案内チラシをご覧ください

 

研究教育事業部(第2回研修会/教職員向け)

タイトル

研究教育事業部

開催趣旨・目的

 本研修会は、栄養士・管理栄養士養成施設における教育力の向上を目的に、今回は、「研究教育職としてのスキルを高めよう!食事摂取状況の評価スキル」をテーマに千葉県下の栄養士・管理栄養士養成に携わる教員としてのスキルアップに努め、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。

日 時

2024年12月21日(土)
13:00~16:00(受付12:45~)

開催方法

オンライン(Teamsウェビナー)による開催 

内容・講師

内容:研究教育職としてのスキルを高めよう!-食事摂取状況の評価スキル
講師:

第1部 食事摂取状況の評価のための食品成分表の理解 
         東京栄養食糧専門学校 校長 渡邊智子 氏 

第2部 食事摂取状況の評価のための食事調査法の理解 
     東京大学名誉教授 佐々木敏 氏

参加資格

教育研究に関わる方、栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方

参加費

会員:無料
非会員:7000

問合せ・申込み

チラシまたは下記をご参照ください

2024研究教育研修会第2回のサムネイル

 

福祉事業部(2024年度Step00研修会・開催案内)

開催趣旨・目的 令和3年度介護報酬改定において、栄養ケア・マネジメントが基本サービス費に包括化されるとともに、介護保険施設の人員基準に管理栄養士が明記された。
介護保険制度を正しく理解し、栄養ケア・マネジメントを円滑に運用するためのスキルを身につけ、一人ひとりに質の高い栄養ケア・マネジメントを実践できる栄養士、管理栄養士を育成する。詳細はこちらをご覧ください。
日 時 2025年1月21日(火)
午後2時~午後5時
(受付:午後1時30分~)
※対面による研修会
会 場 千葉県栄養士会事務所
住所:千葉市若葉区殿台町122
TEL:043-256-1117
内 容 講演 「介護保険施設での管理栄養士の役割
    ~介護報酬について~」
演習 栄養ケアプランの作成
講師 千葉県栄養士会福祉事業部企画運営委員
参加者 この研修会に関心のある栄養士・管理栄養士 10名
参加費 千葉県栄養士会会員  無料
千葉県栄養士会会員外 7,000円
問い合わせ・申込 申込先はコチラの研修案内文をご覧ください。
特別養護老人ホーム 清和園 篠原
メールアドレス m.shinohara@seiwaen.com
電話 043-228-3771
申込期限 2025年1月7日(火)

 

福祉事業部(子どもの口腔に応じた食支援)終了報告

開催趣旨・目的

子どもの口腔の状態に応じた食支援についての知識を深め、よりよい食事提供に努め県民の健康の維持増進に貢献する栄養士、管理栄養士を育成する。
詳細はこちらをご覧ください。

日 時 2024年11月30日(土)
午後2時~午後3時30分(講演90分 質疑応答含む)
(受付:午後1時40分~)
※ZoomミーティングによるWEB開催
内 容 講演 「子どもの口腔の状態に応じた食支援」
講師 千葉歯科医院院長 浜野 美幸 氏
参加者 この研修会に関心のある栄養士・管理栄養士
参加費 千葉県栄養士会会員  無料
千葉県栄養士会会員外 7,000円
問い合わせ・申込 申込先はコチラの研修会案内文をご覧ください。
都保育所 笠川
メールアドレス yuriko3145@city.chiba.lg.jp
電話 043-231-4846
申込期限 2024年11月15日(金)
事業報告
事業名 福祉事業部(子どもの口腔の状態に応じた食支援)
参加者数 オンライン参加:講師を含め49名
(ZoomによるWEB開催)
内容

1.口腔機能発達の現状
 口腔機能は食べる機能、話す機能、呼吸する機能、表情を作る機能の4つがある。
 これらの機能は筋肉運動で身体全体の筋肉をバランス良く動かすことが大きく関わって くる。食べる(咀嚼・嚥下)は咀嚼筋・口腔周囲筋(口輪筋・舌筋など)話す(正しいはっきりした発音)には口腔周囲筋、豊かな表情を作るためには表情筋(口腔周囲筋など)、呼吸(鼻呼吸)には口輪筋(口唇閉鎖)、舌筋(舌を挙上する)、呼吸筋が関わっている。食べることに問題がある子どもは発音に問題、表情が乏しい、口が開いたままであることが多い。
 最近の子どもたちの成育環境は食べるものは噛まずに済む軟食傾向の食事、コロナ禍の 影響もあり、家の中での身体を動かさない遊びに変わってきていることが要因になり体力・筋力が衰えてきている。これを克服するには、身体を十分に動かし、口腔機能を年齢・発達に応じて動かし、食べることを通して学習していくことが大切である。

2.口腔機能を育てるには
 食べる機能の育成には歯数や噛み合わせなどの形態、バランスよく動かせる筋肉、食べる意欲の3つが関係し、発育・発達に応じた指導、支援が求められる。これらを向上させるには食環境、食形態(口腔形態・機能に応じた)、食べ方(姿勢・前歯による咬断、左右の臼歯部での咀嚼、一口量、口を閉じての咀嚼、成長に合わせた食具、水やお茶で流し込まない)そして食欲・食を通しての心を育むことである。また、正しい食べ方は誤嚥・窒息事故の防止に繋がる。
 話す機能・表情を作る機能の育成には、筋肉をバランス良く動かしてよく噛むことにより筋肉の発達に繋がる。
 呼吸機能の育成には、鼻呼吸・正しい舌位・口唇位であり、姿勢の改善や口唇閉鎖を強化することである。口唇閉鎖力はうがいや風船を膨らます、風車を回す、シャボン玉、フーフー冷ます、大きな口を開けて歌う、にらめっこ、変顔が有効である。

感想 子どもの口腔状態に応じた食支援は、食べる・話す・呼吸する・表情を豊かにすることを基本に筋力の向上・正しい姿勢の大切さを実感した。また食環境、形態、量、食具など子どもたち一人一人に合った指導、支援を行っていき豊かで充実した日々が送れるよう働きかけていきたい。

医療事業部 (プラクティス/研究発表会) 終了報告

タイトル 医療事業部
(2024年度第2回プラクティスセミナー、第28回研究発表会)
開催趣旨・目的 肝臓疾患に関する知識や医師の立場から栄養士・管理栄養士に必要な栄養管理と期待することなど、講演を通じて専門性スキルを習得し、県民の健康増進に貢献する栄養士、管理栄養士を育成する。
日 時 2024 年 10 月 27 日(日)
9:30~12:30(受付9:00~)
場 所

ハイブリッド研修会(会場/WEB)
会場:千葉中央ホール 第一会議室
(千葉県千葉市中央区中央3-18-3 加瀬ビル158 8F)
YouTubeによる期間限定配信(11月5日~11月17日)

内容・講師 第1部 2024年度第2回プラクティスセミナー
テーマ「知っておきたい肝臓にまつわるお話」
講 師  医療法人SHIODA 塩田記念病院 
  サイバーナイフセンター部長・肝臓内科部長 大木 隆正 先生
第2部
  第28回研究発表会
参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参加費 会員:無料、非会員:7000円
問合せ・申込み 詳細は案内チラシを参照ください。
事業名 医療事業部 2024年度第2回プラクティスセミナー
参加者数 当日:現地参加13名 WEB参加14名 YouTube総視聴回数99回
内 容 第1部 2024年度第2回プラクティスセミナー
テーマ「知っておきたい肝臓にまつわるお話」
講 師  医療法人SHIODA 塩田記念病院 
  サイバーナイフセンター部長・肝臓内科部長 大木 隆正 先生
第2部
  第28回研究発表会
 研究発表会として5題の発表があった。(敬称略)
 演題1:「栄養管理体制について」
  医療法人社団啓心会 岡田病院 関根照光
   演題2:「経管栄養2回投与の導入に向けて」
  医療法人社団誠和会 長谷川病院 澁谷明慈
 演題3:「当センターの外国人患者への対応」
  東千葉メディカルセンター 〇満田浩子 保田美穂 元木麻央
 演題4:「みんなが美味しいおやつを目指して
  ~回リハ病棟でのおやつバイキングの取り組み~」
  千葉健生病院 神藤真子
 演題5:「整形外科病棟での管理栄養士の取り組みと成果」
  東京ベイ・浦安市川医療センター 小林裕子 
感 想 第1部は 医療法人SHIODA 塩田記念病院、サイバーナイフセンター・肝臓内科部長の大木隆正先生をお迎えし肝臓病について基礎から栄養管理まで幅広い範囲でのご講演でした。医師の立場から栄養士・管理栄養士へ当然の知識として知っていてほしいこと、期待も含めてお話しいただき、期待に応えられる栄養業務を痛感し一層の努力が必要と感じた講演でした。
第2部は5題の演題発表があり、それぞれの施設での取り組みが紹介され、業務に活用、参考になる内容のものばかりでした。今後も活発な会員同士の意見交換なども演題発表とともに行われることを期待しました。

医療事業部(山武長生夷隅地区研修会)終了報告

タイトル 医療事業部(山武長生夷隅地区研修会)栄養評価法
開催趣旨・目的 令和6年度診療報酬改定に伴う栄養評価法の再確認と各施設の栄養管理体制について情報共有し、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。詳細はこちらのポスターをご覧ください。
日 時 令和6年10月30日(水)
14:00~15:30(受付13:30~)
会 場 東千葉メディカルセンター2階講堂 及び Web同時開催 ハイブリッド開催
所在地:千葉県東金市丘山台三丁目6番地2
内容・講師 内容:GLIM基準誕生の背景から各施設の栄養管理体制まで
講師:株式会社明治 内山 祐輔
参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参加費 会員:無料
非会員:200円(現地参加のみ資料代)
問合せ・申込み 下記のメールアドレスにてお申し込みください。
(メールアドレス)m-yasuda@tkmedical.jp
申し込み締め切り日:令和6年10月11日(金)
不明な点、お問い合わせ等 ありましたらご連絡ください。
連絡先:0475-50-1306(東千葉メディカルセンター 臨床栄養部)
終  了 報 告
事業名 医療事業部(山武長生夷隅地区研修会)栄養評価法 ハイブリッド開催
参加者数 24人(会場11人、オンライン13人)
内 容 令和6年度診療報酬改定において、低栄養の診断基準である「GLIM基準」の位置づけが注目されている。今回は、GLIM基準について認識を深め、各施設の状況を共有する。前半は、オンラインと会場のハイブリッドで、「低栄養の分類、GLIM基準とは、GLIM基準の使い方、筋肉量の測定、炎症の評価方法」について学ぶ。また各施設の栄養管理体制の状況は、事前に山武長生夷隅地区の施設にアンケートをとり、15施設の回答結果を報告する。使用しているスクリーニングツールはMUSTが最も多く、次いでSGA、MNA-SFであった。スクリーニングを行う職種は、看護師、管理栄養士とも約半々であった。GLIM基準は半数以上の施設が使用しており、アセスメントを行う職種は管理栄養士が多くアセスメント対象は栄養リスクの高い患者のみが、入院患者全員を上回った。
後半は、前半の講義内容を踏まえて、現地参加者のみで、各施設の栄養管理体制について話し合う。GLIM基準の使用例の紹介や認識の確認、他部署との連携やシステムの問題などが議題に上がる。その他、栄養情報提供書や食事提供方法など、多岐に渡って情報交換を行う。
感 想 GLIM基準の導入を予定している施設にとって、基本的な内容の理解は不可欠でまた他施設の状況が判った事も、今後の各施設の栄養管理体制の参考になるのではないかと思われる。またここ数年のコロナ渦によるオンライン化も活かしつつ、今回会場において対面で話し合いが出来た事は、議論の内容も深まり、会員同士の繋がりを強められる良い機会となった。

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