会の歩み

2.社団法人認可以降(昭和50年~平成11年)

月日 事項 法令・社会動向
昭和50年
(1975)
3月6日 社団法人認可(事務所は四街道町の久我宅を借用し、事務取扱い所を千葉市花輪町の栄養専門学院に設置) ※3月8日、栄養審議会「日本人の栄養所要量」答申(第一次改定)不況の長期化により大型倒産が続出。総会当日は、午前中、国鉄のストライキ
※6月12日、基準給食の基準告示 7月1日実施(完全給食創設以来の基準であった、2,400カロリー、蛋白質80グラム以上、脂肪20グラム以上が削除される)
10月、インスタントラーメンのCM「わたし作る人、ぼく食べる人」が女性差別と批判され放送中止
5月10日 第1回通常総会開催 会長・久我達郎
6月20日 日本栄養士会・日本栄養士連盟を結成 全国に支部を設置 昭和39年6月、任意団体として設立。仙台市で結成大会を開催し、政治資金規正法に基づく政治団体として届出)
10月15日・16日 第7回栄養改善大会(千葉県栄養改善協議会のほかに千葉県供食管理協会、千葉県集団給食協議会連合会を加えた4団体共催で開催。衛生部長表彰に代えて知事表彰開始。2日目は栄養士大会として研究発表会を継続)
11月20日~22日 第22回日本栄養改善学会の開催運営に協力(東京・立正佼成会晋門館ほか 久我会長が副学会長を務める)
  テレホンサ-ビス開始(ヤクルト本社の協力を得て日栄京浜ブロック栄養士会が53年度末迄実施)
51年
(1976)
7月17日 第2回通常総会開催 会長 久我達郎 51年1月、「およげたいやきくん」が空前のヒットに。本物の「たい焼き」も人気に
※4月1日、学校給食に米飯給食導入
10月 健康づくりに関する催しへの協力(柏、市川保健所管内で開催された食生活展示会に協力)
12月 栄養学術講習会開催(12月から1月にかけて4日間開催。59年度まで継続)
52年
(1977)
2月2日~7日 これからの食生活と加工食品展開催に協力((財)全国食生活改善協会の主催、農林省ほかの共催により千葉市・ニュ-奈良屋デパ-トで開催されるに当たり、展示、料理教室、栄養相談の実施に協力)
※9月が健康増進普及月間に
9月3日、王貞治756号ホームラン達成。国民栄誉賞第1号を受賞
8月 会員名簿発行(各部会から原稿の提出を受けて作成)
10月27日~28日 第9回栄養改善大会(千葉市・セントラルプラザホ-ルにおいて2日間にわたって展示会を開催。式典・会」と位置付け、補助金の交付を開始)
53年
(1978)
4月15日  医療食加算反対決起大会開催(千葉市・千葉県自治会館 会員200名が参加。経過報告、問題提起、決議文の採択等を実施) ※4月1日、診療報酬改定により「栄養食事指導料」、「医療食加算」創設
※4月11日、第一次健康づくり対策開始(市町村の実施体制の整備、保健センターの整備等について通知される)
※5月2日、科学技術庁資源調査会「三訂補日本食品標準成分表・穀類編」報告
5月20日、新東京国際空港、成田に開港
※5月23日、公衆衛生審議会令公布(栄養審議会は公衆衛生審議会に統合)
※12月19日、科学技術庁資源調査会「三訂補 日本食品標準成分表・砂糖及び甘味料等」報告
4月25日 会報を「栄養千葉」と改称・年3回発行(総会資料の掲載を開始)
5月18日 第4回通常総会開催 会長・久我達郎
6月3日 執行体制の整備(総務部、事業部に副部長を設置。定款施行細則を変更して、副部長を部長会の構成員に。事業部は、機関紙、栄養改善大会、研究発表会、栄養学術講習会等事業ごとに担当理事を定めて事業を執行)
9月5日 会長代行・椎名香取
54年
(1979)
1月19日 研究発表会開始(59年度から特別講演を併せて実施。平成12年度から「千葉県栄養改善学会」と改称し、分科会を設けて発表を行う) ※8月30日、公衆衛生審議会「日本人の栄養所要量」答申(第二次改定)
10月19日~20日 第11回栄養改善大会(大会終了後、特別講演要旨、展示内容等を収録した「栄養改善大会記録誌」を発行して販売。第12回大会からは「栄養改善大会誌」として大会当日に発行して販売)
55年
(1980)
5月31日 第6回通常総会開催 会長・鈴木啓二 ※2月26日、科学技術庁資源調査会「三訂補食品標準成分表・いも類~調味料類等」報告
5月~6月 栄養指導担当者講習会開催(病態栄養指導担当者の養成が急務となり、委員会を設置して一般部会会員50名を対象に7日間実施。併せて、指導用リ-フレット、指導用帳票類を作成して販売。56、57年度は、2日間実施。58年度からは、全会員を対象に2日間実施。62年度からは、栄養学術講習会と統合して廃止)
56年
(1981)
3月 会員名簿発行(各部会から原稿の提出を受けて作成) ※3月2日、「栄養教育としての6つの基礎食品について」通知(従来の通知は廃止)
3月12日、千葉県立衛生短期大学栄養学科指定
3月16日、第2次臨時行政調査会発足。初会合を開催
7月10日、第2臨調第1次答申(国立病院、国立大学病院の給食役務の民間委託を答申)
9月19日、日栄は「日本栄養士会館」の竣工落成披露宴を挙行
6月1日 事務所を設置し職員を配置(上野製作所亀田会長のご好意により、千葉市殿台町に事務所を設置。机、椅子、書庫、茶器等の備品を整え、分散して保管していた書類を分類整理して書庫に収納。職員を6月1日から配置)
6月24日 事務所開き開催(亀田会長および千葉県議会議員・顧問吉原鉄治先生をお招きして事務所開き開催)
7月4日
~5日
新人研修会の開催(本会事務所において新入会員を対象に千葉県の栄養行政、会の運営等を中心に、2日間 にわたって研修会を実施。60年度まで継続して開催。以降は廃止)
8月7日 健康づくりシンポジウムの開催(千葉県立衛生短期大学 講演3題 会員500名が出席)
57年
(1982)
4月1日 会員管理業務の一元化開始(千葉県栄養士会設立以来、各部会の事務局で行っていた会員管理業務を、57年度から事務局において一元化して管理を実施。これにより、すべての会員名が把握され、各部会は会員管理事務から開放される) 東北新幹線(6月23日)、上越新幹線(11月15日)が大宮まで開通し営業を開始※10月26日、科学技術庁資源調査会「四訂 日本食品標準成分表」報告8月19日、老人保健法公布
4月24日 第8回通常総会開催 会長 久我達郎
10月 栄養士免許制度廃止反対運動の推進(9月8日、第2臨調の答申において、栄養士免許廃止と報道。日栄は、厚生省と協議し、部長会、理事会において運動方針を決定。都道府県支部に反対運動の推進を要請。9月30日、関係2団体とともに対策本部を日栄に設置し反対運動を推進。本会は、10月2日、千葉県教育会館において全国に先駆けて決起大会を開催。会員370名が参加。県下各地で反対運動を推進。58年3月14日の第2臨調最終答申は、軽微な事務が都道府県に委譲されるにとどまる。資金カンパ960万円を達成。57年度会員数 1,259名 日栄会員数 464名)
12月21日 柴田顕彰会規約と栄養改善奨励賞の制定(故柴田三枝子氏および龍崎定司氏のご遺族からの寄贈を基金として7月11日、顕彰会規約を制定。12月、栄養改善奨励賞実施要綱、顕彰審査会内規を制定し、58年度研究発表会から適用。総会式典において、栄養改善奨励賞を授与。以来、継続)
58年
(1983)
6月11日 日本栄養士会・職域部会を職域協議会と改称 ※58年2月1日、診療報酬改定「医療食」を「医療用食品」と変更
4月15日、東京ディズニーランド開業千葉県の人口が500万人を突破。各種の行事が開催される
10月1日 県民の健康を考える大会の開催(千葉市・千葉市民会館 第15回栄養改善大会は、千葉県民の500万人突破を記念して、21世紀に向けて、明日の健康を考えるシンポジウムとして開催。4題が問題提起される)
59年
(1984)
4月 1日 (日本栄養士会の定款変更により、従来の本部・支部の関係が廃止され、日本栄養士会は都道府県栄養士会の連合的な組織に) NHK朝の連続テレビ小説「おしん」に人気沸騰。国民をテレビに釘付けに
6月30日、厚生省は男女とも世界一の長寿国になったと発表
※8月31日、公衆衛生審議会「日本人の栄養所要量」答申(第三次改定)
4月21日 第10回通常総会開催 会長・久我達郎
11月 5日 テレホン栄養相談開始(一般部会会員6名が担当し、毎週月曜日、県民を対象に電話による栄養相談を実施。その後、医療部会会員、さらに福祉部会会員が相談担当者に加わる。以来、継続)

60年
(1985)

2月 千葉県病院給食管理要項改訂への協力(行政、病院から10名が改訂に協力) 4月1日、日本電信電話公社がNTTに、専売公社が日本たばこ産業に民営化
※5月16日、公衆衛生審議会「健康づくりのための食生活指針」意見具申
※6月25日、栄養士法及び栄養改善法一部改正公布(栄養士免許の取得は養成施設卒業に限定。管理栄養士国家試験の実施。一定規模の給食施設は管理栄養士を必置)62年4月1日施行
11月4日、日本栄養改善学会、学術会議に登録
3月 会員名簿発行(各部会から原稿の提出を受けて作成)
10月~3月 セミナ-の開催(事務所において希望者を対象に、会長、副会長、参与などが講師となって、それぞれが話題を提供。3月まで延べ5回開催。61年度は中止)
10月27日 法人設立10周年・栄養士法改正感謝の集い開催(千葉市・千葉グランドホテル 連盟千葉支部と共催により開催。多数の来賓を含む170名が出席)
12月~3月 管理栄養士受験準備講習会の開催(職域部会ごとに延べ4回開催。670名が参加)
61年
(1986)
4月26日 第12回通常総会開催 会長・久我達郎 ※8月27日、厚生省「肥満とやせの判定表・図 」公表
※9月26日、科学技術庁資源調査会「改定日本食品アミノ酸組成表」報告
11月4日
~ 5日
第33回日本栄養改善学会の開催運営(1年間の準備を経て、千葉県文化会館ほか6施設、13会場にて実施。全国から2日間に延べ5,274名が参加。3日間に会員延べ600名が運営に協力。学会長・久我達郎 準備委員長・河村武彦 事務局長・鈴木啓二)
62年
(1987)
10月3日 第19回栄養改善大会(地方大会が盛況になったことから展示会を廃止し、式典と特別講演を実施) 4月1日、明治5年以来、105年の歴史を刻んだ国鉄は、11のJR新法人に民営化
※7月17日、第1回管理栄養士国家試験全国7会場で実施
10月~2月 栄養学術講習会再開(千葉県立衛生短期大学 62年度は午前、午後2科目を8日間、63年度から4日間、平成3年度からは5日間を開催)
 63年
(1988)
4月1日 事務局体制の整備(職員を採用し、62年8月から変則的に行っていた勤務体制を正常に戻す) 3月14日、第1回健康運動指導士養成講習会開始
※4月、第二次健康づくり対策(アクティブ80ヘルスプラン)スタート
※4月1日、基準給食の基準が「給食は栄養士によって行われなければならない」と改正 10月1日施行
12月24日、消費税の導入を柱とする「税制改革6法案」が成立。平成元年4月1日施行
5月14日 第14回通常総会開催(定款変更案を承認) 会長・谷口清司
6月15日 第一次定款変更(事務所の移転と職域部会を職域協議会に変更。事務所の移転登記と役員の変更登記を実施)
8月 会員名簿の発行(毎年発行を決定。平成2年度からは電算利用で発行。定款および定款施行細則等を収録)
11月4日
~5日
千葉市健康フェア-開催への協力開始(千葉市・そごう催し物会場 展示、試食、実演、病態栄養相談を実施。その後会場は、パルコ、ポートアリーナ等を使用。平成4年度からは千葉支部が担当)
平成元年
(1989)
2月19日 千葉市民健康のつどい開催への協力(千葉市中央コミュニティ 展示、栄養相談等を実施) 64年1月7日、昭和天皇崩御。1月8日から元号は平成に
5月28日、全国病院栄養士協議会は「日本病院栄養士会(仮称)の設立」ほか2件を総会付託事項として決議
※9月22日、公衆衛生審議会・第四次改定「日本人の栄養所要量」答申
※11月6日、科学技術庁資源調査会「日本食品脂溶性成分表」報告
4月 日本栄養士会会長表彰者の推薦(60年度に続いて推薦。以来、継続)
8月25日 千葉県健康づくり提唱のつどい開催(ヤクルト本社の協力を得て、講演、ビデオ映写)
2年
(1990)
4月 会員管理業務の電算化開始(元年8月、会員管理業務に電算の導入を決定。機種の選定を行い、様式、入力記号等を決定。入力担当者に対する講習会を実施し、会員台帳の入力を各協議会ごとに実施。2月、入力終了)  ※9月26日、公衆衛生審議会「健康づくりのための食生活指針(対象特性別)」意見具申
※12月20日、ガイドライン検討委員会「外食料理栄養成分表示のガイドライン報告書」を提出
5月18日 第16回通常総会開催 会長・谷口清司法人設立15周年記念式典・祝賀会の開催(千葉市・ロイヤルプラザホテル 多数の来賓を含む390名が出席)
11月18日
~12月16日
食と緑の博覧会開催への協力(幕張メッセ展示場 料理教室=1日2回=および試食、コンピュータを使用した栄養相談等を会員延べ450名が協力して実施。延べ5万人に試食)
3年
(1991)
4月4日
~8日
91健康博覧会への協力(幕張メッセ展示場 日本栄養士会の依頼を受け、コンピュータを使用した栄養相談を会員9名が実施) 6月3日、雲仙・晋賢岳が約200年ぶりに噴火。大規模な火砕流発生
※7月11日、栄養改善法施行規則の一部改正公布(ある種の保健の効果が期待される食品を「特定保健用食品」として特別用途食品の中に位置付け) 9月1日施行
※11月29日、科学技術庁資源調査会「日本食品無機質成分表」報告
バブル経済の崩壊により、外食産業の売上げが減少し、テイクアウト食品などの中食市場が拡大
4月~6月 日本栄養士会・病栄協組織問題への対応(4月30日、日栄に意見書、都道府県栄養士会に要望書を送付。5月3日、日栄は理事会において対応を決定。都道府県栄養士会に対応を通知。日栄総会前日に開催した理事会において、病栄協会長が「今後、この問題は日栄組織の中で協議しない」と答弁し、日栄の分裂が回避される)
9月6日
~11日
がん予防展への協力開始(千葉市・そごう催し物会場 がん予防のための食生活指導等を実施。4年度にパネル5枚を作成して展示。以来、会場、開催期間等が変更されるが継続して協力)
10月~ 栄養成分表示店普及促進事業の実施(日栄の委託事業として8年度まで実施。以降も千葉県調理師会の実施する地区講習会に講師派遣を継続)
10月18日 事務所開設10周年記念式典・祝賀会の開催(千葉市・ロイヤルプラザホテル 来賓および元役員、現役員54名が出席)
11月16日
~25日
第6回国民文化祭ちば91開催への協力(幕張メッセ展示場 すしフェスティバルと題して各種のすしの実演、試食、体験、展示、フォーラムなどを会員延べ50名が協力して実施。延べ1,400名に試食)
11月30日 職域協議会事務担当者会議の開催開始(職域協議会総務・事務局担当者を対象に会員名簿発行作業等の周知を目的に実施。4年度からは、事業、組織担当者を加え、会務全般の執行等の内容を追加。12年度からは学術担当者を加えて開催)
4年
(1992)
2月3日
~ 5日
厚生省職員に対する健康栄養相談の協力
(日栄の依頼を受け、厚生省職員357名の食事記録をコンピュータを使用して点検・評価。会員14名が職員の勤務先に出向き、161名に健康栄養相談を実施)
4月1日、千葉市政令指定都市指定
※4月1日、診療報酬改定(特別管理給食加算の創設。栄養食事指導料の算定は管理栄養士に)
6月19日、埼玉県庄和町町長が小中学校の給食廃止を宣言。愛情弁当論をめぐって大論争
史上最年少の関脇・貴花田、小結・若花田の誕生により「若貴」ブーム。空前の相撲人気
※7月1日、医療法の一部を改正する法律公布 5年4月1日施行
※11月19日、科学技術庁資源調査会「日本食品食物繊維成分表」報告
3月 7日 公益事業強化中期計画の作成と公益事業強化推進委員会の設置
(公益事業の拡充強化の方策について検討し、中期計画を作成。併せて、公益事業を検討推進する組織として「公益事業強化推進委員会」を拡大部長会構成員をもって構成し、4年度から設置・運営を決定)
3月31日 5部制による事業の執行と業務の手引き(全体編)作成(役員の改選を機に事業の一層の充実と幹部の育成を図ることを目的に5部制の導入を決定。円滑な実施に向けて、手引きを作成)
5月20日 第18回通常総会・千葉支部設立総会開催 会長・河村武彦
(千葉市の政令指定都市指定に伴い千葉支部を設置。総会後の理事会で5部長を含む役割分担を決定。5部制による事業開始)
7月 業務の手引き(事務局編)作成(別冊「コンピュ-タ-による会員管理」も併せて作成)
7月22日 千葉日報「現代食事考」連載開始(千葉日報社の協力を得て、年間執筆計画を基に会員が分担して食生活に関する記事を毎週日曜日に掲載。以来、継続)
8月 講師紹介事業の開始(各協議会から適任者の推薦を得て、保健所、公民館等に事業を案内。以来、継続)
10月17日
~18日
 ちば文化祭への協力開始(幕張メッセ展示場 米料理を取り上げた展示と料理教室を実施。会員延べ30名が協力して運営。県民延べ240名が料理教室に参加。以来、取り上げる素材等を変えて、同様の内容で継続)
5年
(1993)
2月 管理栄養士受験準備講習会の開催開始(千葉県立衛生短期大学 5部制を契機に就業栄養士の皆管理栄養士化対策として開始。4、5年度は7科目・4日間、6年度からは9科目・5日間実施) ※1月22日、医療法施行令の一部改正公布(病院が外部委託できる業務として給食を含む8業務を明示)
※2月3日、医療法施行規則(基準を明示)
※2月15日、「医療法の一部を改正する法律の施行について」「病院、診療所等の業務委託について」通知。4月1日、改正医療法施行
※4月12日、公衆衛生審議会「健康づくりのための運動指針」意見具申
※7月9日、公衆衛生審議会「地域保健対策の基本的な在り方について」意見具申
※10月18日、科学技術庁資源調査会「日本食品ビタミンD成分表」報告冷夏の影響を受け、米が戦後最悪の凶作。10月から米価が高騰。11月18日、緊急輸入米の第1便が横浜港に到着。6年1月、スーパーに米を求める長蛇の列
11月30日、自民党「栄養士議員連盟」発足
3月 はつらつ千葉「健やか長寿の食事」連載開始((財)長寿ふれあいセンターの依頼により、お年寄りの食事にかんする記事を会長名で、年4回執筆開始。10年度、2回。11年度から1回の掲載)
5月19日 第19回通常総会開催(理事会で椎名香取を名誉会員に決定。式典において、名誉会員証を授与)
6月12日
~13日
県民の日行事への協力開始(幕張メッセ展示場 農政課の依頼により太巻ずしの実演、試食、展示を実施。保健予防課の依頼により、栄養食事相談を実施。会員延べ60名が運営を担当。以来、栄養食事指導を除く実演、展示、試食の部分を継続して協力)
6月~12月 入院患者給食料自己負担反対運動の推進(署名、栄養士議員連盟加盟議員への陳情、地方議会への請願・陳情活動等を栄養士連盟支部、病院栄養士協議会と協力して実施)
7月24日 後継者育成研修会の開催(千葉市・千寿会館 中堅会員38名を対象に、9月を含めて2回実施)
10月~11月 生涯教育(学習)研修会の開催開始(学術講習会を生涯教育研修会と改称。5年度から日栄の定めたカリキュラムとして4~5日間実施。8年度から生涯学習研修会と改称。単位取得者に修了証を交付)
11月12日
~13日
第6回スポ-ツレクリエーション大会への協力(千葉県総合運動場、千葉市ポートアリーナ 太巻ずしの実演、試食を実施)
6年
(1994)
3月 外国産米使用法講習会の開催(千葉県立衛生短期大学 米にかんする講演3題と自主研修として調理実習を実施。4月、5月にも同様の内容で開催し、延べ204名が受講) ※3月25日、公衆衛生審議会・第五次改定「日本人の栄養所要量」答申
※4月18日、公衆衛生審議会「健康づくりのための休養指針」意見具申
※10月1日、診療報酬改定(8月5日、食事療養の実施に関する告示および通知。「基準給食制度」は、9月30日をもって廃止。定額一部負担の「食事療養費制度」開始)
10月20日、参議院厚生委員会において、7月22日に続き医療用食品加算の問題点が追求される
4月 1日 栄養指導研究所設置 所長 久我達郎(栄養千葉・栄養指導研究所だよりの執筆、県委託事業の実施指導、テレホン栄養相談担当者へのアドバイス等を実施)
5月19日 第20回通常総会開催 会長・杉本年
9月~3月 千葉県委託事業「調理済みテイクアウト食品の栄養価等調査」実施(栄養指導研究所および千葉支部が中心となって調理済みテイクアウト食品の材料使用割合等を調査。調査結果を基に包装単位当たりの栄養成分値等を集計。報告書を作成して県に提出)
7年
(1995)
5月 アンテナ千葉へ記事の提供(千葉県予防衛生協会の依頼により、年3回「新郷土料理」と題して料理の紹介と解説を会員が分担して執筆) 7年1月17日早朝、阪神・淡路大震災発生。建物の倒壊、火災により、死者・行方不明6千名
3月20日、東京地下鉄サリン事件発生。12名が死亡、5千5百名が重軽傷を負う
※5月24日、栄養改善法の一部を改正する法律公布 8年5月24日施行
※6月29日、「地域における栄養改善業務の推進について」通知(財)日本医療食協会理事長の5千万円にのぼる高額な年収と、医療用食品加算制度の問題を写真週刊誌、テレビ等が報道
※12月4日、改定「離乳の基本」について通知
※12月13日、科学技術庁資源調査会「日本食品ビタミンK・B6・B12成分表」報告
9月 9日 協賛者を「協賛会員」と変更
9月~3月 千葉県委託事業「調理済みテイクアウト食品の栄養価等調査」実施(栄養指導研究所の指導の基に委員 会を設置し、前年度調査できなかった夏季限定商品や軽食等を追加。使用頻度の高い460種類の料理を13の料理分類別 に分類し食品の配合割合、栄養価等を表示した報告書を作成して県に提出)
11月19日 法人設立20周年記念事業の実施(千葉県教育会館において記念講演および健康づくり提唱のつどいを実施、会員440名が参加。式典・祝賀会を千葉市・ロイヤルプラザホテルにおいて開催。来賓を含む306名が出席。記念誌800部を発行)
8年
(1996)
1月~3月 国民の健康意識に関する調査集計・解析への協力(日栄の依頼を受け、栄養指導研究所が中心となって、平成6年にヤクルト本社が行った97,239人の「健康井戸端語録」の分類集計と内容の解析を実施。「国民の健康意識に関する調査報告書」を作成して日栄に提出)  2月15日、参議院決算委員会において、医療用食品加算制度の問題点が追求され、厚生大臣は「廃止も含めて検討する」と答弁
※5月1日、医療用食品加算廃止(4月9日、公正取引委員会は、日本医療食協会と日清医療食に排除勧告を出し、厚生省に指導と制度の改善を要求。4月24日、厚生省は中医協に「医療食加算制度の廃止について」を諮問。中医協は、5月1日実施を答申)
5月25日、岡山県・邑久町。7月11日、大阪府・堺市の学校給食で大規模なO157食中毒が発生。犯人とされたカイワレは姿を消す
※12月18日、公衆衛生審議会は、成人病を「生活習慣病」と答申
4月 ニューライフちばへ掲載開始(県広報課の依頼により、4月から千葉県の広報紙に「千葉の新郷土料理」と題して料理の紹介と解説を会員が分担して執筆。以来、継続)
5月17日 第22回通常総会開催(連盟千葉支部規約制定・施行) 会長・杉本年弥
10月12日 栄養士職場問題対応委員会設置(会長、副会長、総務部長、各協議会長、参与を構成員とし、栄養士の立場に立ってアドバイス等を行うことを目的に設置)
11月~3月 千葉県委託事業「市町村のための栄養指導マニュアルの作成」の実施(栄養指導研究所の指導の基に委員会を設けマニュアルを作成し、県に提出)
9年
(1997)
7月 アンテナ千葉へ記事の提供(千葉県予防衛生協会の依頼により、アンテナ千葉に年3回「ひとり者のための健康料理」と題して料理の紹介と解説を会員が分担して執筆) ※3月24日、大規模食中毒対策について通知
※3月28日、科学技術庁資源調査会「五訂日本食品標準成分表新規食品編」報告
※4月1日、地域保健法完全施行4月1日、消費税5%にアップ。医療費の値上げと併せ、消費者の買い控えにより、平成不況はさらに深刻化
12月18日、東京湾アクアライン開通
9月1日 現代食事考単行本「かしこく食べる」刊行(千葉日報社の依頼を受け、2月から委員会を設け作業を開始。4年から掲載したものを分類整理し、4章75編で構成。会員53名が原稿を執筆。編集、校正等を行い、9月1日、初版5,000部が千葉日報社から出版)
9月~3月 千葉県委託事業「県民健康づくり調査」の実施(栄養指導研究所の指導の基に委員会を設け、県民の健康づくりに関する意識・行動について、選挙人名簿を基本台帳として3,000名を無作為に抽出し、郵送による調査を実施し、集計、解析を行って県に報告書を提出)
10年
(1998)
5月15日 第24回通常総会開催 会長 龍崎英子 ※6月8日、21世紀の管理栄養士のあり方検討会、「報告書」を提出
7月25日、和歌山市園部地区自治会の夏祭りで毒物カレ-事件発生。以降、各地で毒物混入事件が続発
※10月2日、感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律公布(伝染病予防法、性病予防法、後天性免疫不全症候群の予防に関する法律を廃止) 11年4月1日施行
5月 ゆたかな消費者に記事の提供(県民生活課発行の「ゆたかな消費者」の「健康な食生活とお米」のコーナーに、会員が分担してライフステージ別の記事を4回執筆)
6月 1日 事務局体制の強化(常勤職員を採用し、事務局長および事務局次長を設置・任命。定款施行細則、業務所掌規定の改正と服務規定、給与規定、旅費規定を制定・施行。職員の安定的な確保と福利厚生の面から、関係帳簿を整えた後、社会保険、厚生年金事業主届出を行い、労働保険契約等を実施)
8月20日 冷凍食品ゼミナ-ルの開催開始(日本冷凍食品協会の協力により、講演、料理説明等実施)
9月12日 協賛会員基準および各種事業等に対する後援基準等の制定(事務局において円滑・迅速な対応を図るため作成)
10月 8日 千葉県議会議員・顧問 吉原鉄治先生逝去(昭和50年の社団法人認可以来、長年にわたって顧問として、本会の運営にご教示ご示唆をいただいた吉原鉄治先生が、8日早朝、88歳で逝去された)
12月19日 衆議院議員・臼井日出男先生顧問就任
11年
(1999)
3月31日 会費自動払込の開始(郵便貯金を利用した会費の自動払い込み制度開始。第1回の引き落しを実施) 1月29日、島根県浜田市を皮切りに「地域振興券」全国で交付
※6月28日、公衆衛生審議会・第6次改定「日本人の栄養所要量」答申
6月、企業の相次ぐリストラなどで、完全失業率が過去最高の4.9%を記録。完全失業者が300万人を突破
8月9日、日の丸を国旗、君が代を国歌とする 「国旗国歌法」が自自公3党の賛成多数で成立
横浜高校で甲子園春夏連覇した松坂大輔が西武に入団。初登板で155キロをマーク。16勝を挙げて、高校出新人選手としては45年ぶりの最多勝に輝く
12月31日、コンピュータが西暦2000年を1900年と読み間違えて誤作動する2000年問題(Y2K)に対応するため、各分野で対策が進められたが、31日は首相官邸に対策本部が設置され、国民の多くがかたずを飲んで0時を迎えた
5月20日 第25回通常総会開催(定款変更案を承認)
7月 調理師試験受験準備講習会への講師派遣開始(10地区に延べ26名を派遣)
9月24日 千葉県議会議員・佐野彰先生顧問就任
10月 1日 第二次定款変更と諸規定の整備、諸規定集の作成(名誉会員・協賛会員および事務局を定款に位置付けることを中心として定款の変更を行い、定款変更に伴う施行細則の変更、すべての規約の見直しと文言の統一等を図る。改正後にすべてをまとめて諸規定集を作成。併せて、法人化以来の各種規定の変更の経緯を作成)
11月 9日 健康づくり提唱のつどい開催(千葉市民会館 ヤクルト本社の協力を得て、第31回千葉県栄養改善大会と併せて開催。講演、ビデオ上映等を実施)
11月17日
~23日
全国食文化交流プラザ「食メッセ’99」開催への協力
(幕張メッセ展示場 県農政課の依頼により、龍崎会長が企画委員、実行委員として参画。各種催しの企画・運営に協力。
・会の展示ブース=パネルの展示(5枚)、コンピュータを使用した食生活診断と相談(567名に実施)、ミニ講座(18講座・受講者約360名)、資料の配布(15種類・18,000部)等を実施。
・パワーステージ=オープニングイベントとして太巻ずしの実演・試食(千葉伝統郷土料理研究会と共催)。
・21世紀の元気コーナー=設営協力、展示、測定、相談等を実施。
パワーキッチン=9コマ(試食900食)等に協力。
・中央企画事業「国際栄養士シンポジウム」の開催に協力。(千葉県立衛生短期大学 11月20日 日栄と共催 415名が参加) これらの運営に会員延べ270名が当たる)
  • 1ページ:会員数の推移、会費額の推移
  • 2ページ:会の歩み 1.前史(任意団体)(昭和19年~49年)
  • 4ページ:会の歩み 2.社団法人認可以降(平成12年以降)