栄養指導研究所設置の趣旨
千葉県栄養士会は、昭和50年3月の社団法人認可以来、千葉県の行う健康づくり施策に協力し、県民の食生活の改善に関する各種の事業を行うとともに、栄養士・管理栄養士の職業倫理と知識・技術の向上に関する事業を実施してきましたが、これらの事業の一層の充実を図ることを目的として平成6年4月栄養指導研究所を併設することとし、初代所長に久我達郎が就任しました。
研究所の事業
栄養指導研究所の事業は、県民および栄養士・管理栄養士に対する栄養指導に関する技術の開発、研究および教育を行い、県民の健康づくりの推進と福祉の向上に寄与するものとして、今日まで「調理済みテイクアウト食品の栄養価等調査」、「市町村のための栄養指導マニュアルの作成」、「県民健康づくり意識調査」、「県民栄養調査報告書の作成」などの千葉県からの委託事業の実施に中心的な役割を果たしてきました。
また、機関紙「栄養千葉」に「栄養指導研究所たより」を掲載して、栄養士・管理栄養士の知識・技術の向上に努めるほか、テレホン栄養相談員へのアドバイスを行ってきました。
平成15年度から18年度まで、栄養士・管理栄養士の業務の充実に役立てるため「栄養指導研究所たより別冊」を発行することとし、衛生管理、食事内容、栄養指導、栄養士・管理栄養士業務、業務の標準化、特定給食施設の栄養管理を取り上げて、別冊6種を発行しました。
公益社団法人への移行の準備、事業の見直し・再構築を行う中で、平成22年8月から従来、栄養千葉に掲載していた学術文、栄養指導研究所たより、職場たよりなどは「栄養千葉」から、新たに栄養士・管理栄養士の知識・技術の振興を目的として「千葉県栄養士会雑誌」を発行して、これに掲載することとし発行の企画を担当することになりました。
平成23年度は、ホームページのリニューアルに伴う掲載記事の見直しに協力しました。
栄養指導研究所の組織
平成14年度において栄養指導研究所の組織の整備を図ることを目的に、栄養指導研究所運営委員会を設置するとともに、研究所に管理班、調査研究班、栄養指導班を設置し、職員(非常勤のボランティア)を配置し、2代目所長に河村武彦が就任しました。
平成20年5月から3代目所長に石井國男が就任しました。
関連ページ:栄養指導研究所発行物