医療事業部(山武長生夷隅地区研修会)終了報告

タイトル 医療事業部(山武長生夷隅地区研修会)栄養評価法
開催趣旨・目的 令和6年度診療報酬改定に伴う栄養評価法の再確認と各施設の栄養管理体制について情報共有し、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。詳細はこちらのポスターをご覧ください。
日 時 令和6年10月30日(水)
14:00~15:30(受付13:30~)
会 場 東千葉メディカルセンター2階講堂 及び Web同時開催 ハイブリッド開催
所在地:千葉県東金市丘山台三丁目6番地2
内容・講師 内容:GLIM基準誕生の背景から各施設の栄養管理体制まで
講師:株式会社明治 内山 祐輔
参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参加費 会員:無料
非会員:200円(現地参加のみ資料代)
問合せ・申込み 下記のメールアドレスにてお申し込みください。
(メールアドレス)m-yasuda@tkmedical.jp
申し込み締め切り日:令和6年10月11日(金)
不明な点、お問い合わせ等 ありましたらご連絡ください。
連絡先:0475-50-1306(東千葉メディカルセンター 臨床栄養部)
終  了 報 告
事業名 医療事業部(山武長生夷隅地区研修会)栄養評価法 ハイブリッド開催
参加者数 24人(会場11人、オンライン13人)
内 容 令和6年度診療報酬改定において、低栄養の診断基準である「GLIM基準」の位置づけが注目されている。今回は、GLIM基準について認識を深め、各施設の状況を共有する。前半は、オンラインと会場のハイブリッドで、「低栄養の分類、GLIM基準とは、GLIM基準の使い方、筋肉量の測定、炎症の評価方法」について学ぶ。また各施設の栄養管理体制の状況は、事前に山武長生夷隅地区の施設にアンケートをとり、15施設の回答結果を報告する。使用しているスクリーニングツールはMUSTが最も多く、次いでSGA、MNA-SFであった。スクリーニングを行う職種は、看護師、管理栄養士とも約半々であった。GLIM基準は半数以上の施設が使用しており、アセスメントを行う職種は管理栄養士が多くアセスメント対象は栄養リスクの高い患者のみが、入院患者全員を上回った。
後半は、前半の講義内容を踏まえて、現地参加者のみで、各施設の栄養管理体制について話し合う。GLIM基準の使用例の紹介や認識の確認、他部署との連携やシステムの問題などが議題に上がる。その他、栄養情報提供書や食事提供方法など、多岐に渡って情報交換を行う。
感 想 GLIM基準の導入を予定している施設にとって、基本的な内容の理解は不可欠でまた他施設の状況が判った事も、今後の各施設の栄養管理体制の参考になるのではないかと思われる。またここ数年のコロナ渦によるオンライン化も活かしつつ、今回会場において対面で話し合いが出来た事は、議論の内容も深まり、会員同士の繋がりを強められる良い機会となった。

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