医療事業部(千葉地区/栄養評価他の伝え方)終了報告

タイトル 医療事業部(千葉地区研修会)
開催趣旨・目的 医療従事者として、栄養に関する情報提供を適正に行うため栄養評価や栄養診断のポイントを学習し、もって県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日 時 2024年9月15日(日)
14:00~15:30(受付13:30~)
開催方法 Zoomによる開催
内容・講師

内容:栄養士として知っておくべき栄養評価のポイントを勉強
講師:淑徳大学看護栄養学部栄養学科 教授 松原弘樹氏

参加資格 栄養士・管理栄養士 20名
参加費 会員:無料
非会員:3000円(資料代)
問合せ・申込み チラシをご参照ください
終了報告
事業名 医療事業部(千葉地区研修会)
参加者数 14名
内 容 タイトル「栄養業務について」
①臨床での栄養管理の重要性は認識されてきており、管理栄養士が病棟で業務を行うようになりカルテ(診療録)記載をする機会も増えてきている。カルテの情報は多職種との共有や臨床研究の資料としても使用されるが、「患者・家族が読む場合もあること」を常に意識しネガティブな感情は避け事実を中立的に書くこと。栄養ケア記録としてもSOAPで記載することが多いが、栄養診断コードごとに栄養診断の根拠を栄養アセスメントの内容を参考にしながら記載するPES報告が今後は推奨されるだろう。②日々の栄養管理では、スクリーニング後の栄養不良例のとりこぼし(入院後の食事摂取低下など)がないようにするため多職種との情報共有は必要である。今回は個々の栄養管理例として「食欲不振への対応」について「食事調整アセスメントシート」を用いている施設例を紹介いただいた。③栄養情報提供書は、診療報酬改定により、令和6年からは栄養指導対象外の病名患者でも栄養管理計画書を作成した患者であれば算定可能となったが、電話でのやりとりに時間調整が必要など課題もある。脳卒中等地域医療連携パスで千葉県栄養情報連携シートが作成中との情報をいただいた。
感 想 栄養士・管理栄養士が臨床現場で業務を行う上で、特にカルテ記載の留意する点や栄養診断、栄養情報提供書など、多職種と共有できるための記載方法など改めて気づかされ、日々の栄養管理でも多職種との情報共有の重要性を感じました。今後の業務に活かしていきたいと思います。

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