医療事業部(東葛北部地区研修会)終了報告

開催趣旨・目的 病態別栄養管理シリーズセミナーを昨年に続き第2回目を開催する。病態別の栄養管理(今回は頭頸部がん治療と栄養について)を学び県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日 時

令和5年8月23日(水)
19:00~20:10

場 所

オンライン(Zoom Webinar)

内容・講師

頭頚部がん治療と栄養について
講師:国立がん研究センター東病院
   頭頚部外科 科長 松浦 一登 先生

参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参加費 会費:無料
問い合わせ・申し込み 詳細は下記チラシを参照ください。
2023.8.23(水)第2回病態別栄養管理シリーズセミナープログラムのサムネイル
事業名 医療事業部(東葛北部地区研修会)
参加者数 45名(管理栄養士8名、栄養士は37名)
内 容 頭頚部がん治療と栄養について
口腔がんや舌癌、咽頭がんなどを総称して頭頚部がんという。飲酒や喫煙でリスクは上がるが、1箇所治療しても新たに別の頭頚部がんになりやすい。治療法には手術、薬、放射線とある。手術ではがん細胞を切り取る手術と失った所の再建手術がある。どちらも術前術後の栄養管理が重要で痩せていると予後が悪い。術後はすぐに経管栄養と離床を開始。今までがん治療はトライ&エラーを繰り返し、今の治療法となっている。手術がより侵襲の少ない治療になるため、回復も早くなる。放射線治療では4週間後位を目安に副作用(やけどのようにただれる)が出てきて、必要エネルギー量も増える(痛みで食事摂取量は減る)。栄養管理は術前にも必要だし、術後も重要である。
  感 想  

手術の映像もあり、非常にわかりやすい内容でした。
頭頚部のがんは摂食嚥下だけではなく、栄養管理も重要であり予後に大きな差が生じてしまうと考えさせられました。
有料級の内容だったかと思います。出来ればレジメが欲しかった位でした。

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